Sees Co., Ltd.

自律分散AIセル&ハッシュチェーンはフィジカルAI時代のコア技術
株式会社シーズ

ハッシュチェーン。制御通信への不正介入を検知・排除し、機器の暴走や事故を未然に防止。なりすましや改ざんを排除し、1ms通信の正当性をリアルタイムに証明。スマートモビリティやAI制御の「データセキュリティ」と低負荷かつ超高速プロトコルを両立。

データセキュリティの中核技術

当社が実現する「センサーからクラウドまで一気通貫でデータを保護する究極のデータセキュリティ」において中核をなすのが独自特許技術「ハッシュチェーン」です。

データを数珠つなぎの構造にし1セグメントごとに暗号化して伝送することでデータの正当性をリアルタイムに証明し、通信の改ざんやなりすましを瞬時に検知・排除し情報の「機密性・真正性・完全性」を保証します。

さらに安全性の検証処理をメインCPUから完全に分離しているため、万が一苛烈なサイバー攻撃を受けた場合でもシステム全体が一切遅延かつ停止しない圧倒的な強靭性を誇ります。

通信における「盗聴・改ざん・なりすまし」のリスク

製造装置やドローンまたはスマートモビリティなどネットワーク経由で物理的な機器を動かすシステムでは、制御通信に割り込んで偽の命令を送られることで遠隔乗っ取りや暴走を引き起こす危険があります。

こうした攻撃は工場の生産ラインを停止させて莫大な経済損失を生むだけでなく、通信の先にAIが存在する場合は偽データによってAI自身に誤った判断を下させ事故をより深刻化させます。

このように制御通信への悪意ある介入は単なる情報漏洩にとどまらず、人命に関わる重大な事故・テロに直結する極めて深刻な脅威です。

高速リアルタイム通信で機密性・真正性・完全性を保証するハッシュチェーン

1ms間隔の高速通信においてメインCPUに負荷をかけることなく「機密性・真正性・完全性」を通信レベルで同時保証する当社独自のセキュリティ通信プロトコルです。

無線I/O制御ハッシュチェーンチップ
ハッシュチェーンのしくみ
  • 機密性の確保(盗聴・情報漏洩の遮断)
    PQC(耐量子暗号)等の安全な方式で事前に安全に共有した「AES鍵」でセグメント全体を暗号化して伝送。
    通信経路上で盗聴されてもデータ内容の漏洩を完全に防ぎます。
  • 真正性の証明(なりすまし・攻撃の即時除外)
    ハッシュ値の算出時、事前に安全に共有しかつ通信データ上には載せない「Seed値」を含めて計算します。
    また通信開始時(初回セグメント)には「端末固有ID」を組み込むことで起点の送信端末を確実に識別します。
    中間者攻撃等をしかける攻撃者はSeedを知らないため正しいハッシュ値を生成できず、受信側の再計算によって「どの送信端末からのデータか」を識別し偽装セグメントを即座に判定して除外します。
  • 完全性と連続性の証明(改ざん・データ抜けの検知)
    確立された起点(固有ID)から直前セグメントのハッシュ値を「次のセグメント」へ順次組み込んで連鎖させます。
    受信側でハッシュ値を再計算して比較することでデータの改ざんやパケットの損失・順序不正がない「正しい連続データ」であることをセグメント単位で確実に証明します。

アプリケーション層を介さず通信層で検証処理を完結させるため、低負荷でのリアルタイム自律制御と極めて高い強靭性を両立します。

ハッシュチェーンモジュール

ハッシュチェーン(スレーブ)
  • スレーブ評価版

  • サイズ: 32mm x 32mm
  • 有線LAN/無線LAN対応
  • 有線LANや電源、センサからの入力信号はピンにて受付
ハッシュチェーン(マスター)
  • マスター評価版

  • サイズ: 85mm x 85mm
  • 有線LAN/無線LAN対応
  • 電源やセンサからの入力信号はピンにて受付

ハッシュチェーンのユースケース

ユースケース 1
装置内無線通信

装置内通信のセキュアな無線化により配線スペース及びコストの削減と高信頼な遠隔監視を両立します。
装置内のセンサからの通信をハッシュチェーンで無線化し制御CPUへ正当なデータのみを伝送し、生データは分散ファイルシステム等のローカルサーバーに保存可能です。
さらにマスターからクラウドへブロックチェーンで連携することで外部オフィスからの改ざん不能な遠隔監視・データ保護を実現します。

装置内無線通信
装置内無線通信

ユースケース 2
製造証明トレーサビリティ

改ざん不能な製造実績データにより、物理層から担保された強靭な信頼基盤を構築します。
各製造工程の装置やセンサにスレーブを配置し、製造・検査データをハッシュチェーンで製造段階ごとに暗号化・連鎖保護して送信します。
マスター経由でMES(製造実行システム)へ集約することで部材や製品が正しい工程で作られたという「改ざん不能な製造証明」が可能となります。
システムへ負荷をかけずに強靭なトレーサビリティを実現し品質保証の信頼性を飛躍的に高めます。

製造証明トレーサビリティ
製造証明トレーサビリティ

ユースケース 3
高セキュリティ1チャンネル無線ネットワーク

「1チャンネル」で多数の機器を同時に無線ネットワーク化し偽命令による乗っ取り・暴走を防止します。
ドローン群やスマートモビリティなど機器同士が直接繋がる無線環境において、子機(スレーブ)と親機(マスター)間の通信をハッシュチェーンで保護します。
電波が混雑しやすい空間でもわずか1チャンネルで多数の機器を束ねる独自プロトコルにより安全なネットワーク構築を可能にします。
偽の制御命令を1msレベルで即座に検知・排除し、遠隔乗っ取りによる事故を防ぎながら複数台の確実な自動運用を実現します。

高セキュリティ1チャンネル無線ネットワーク
高セキュリティ1チャンネル無線ネットワーク

ハッシュチェーンの提供方法

ハッシュチェーンの提供方法は、
以下の3つのタイプを用意
1
ハッシュチェーン及び無線制御を含めた、センサと一体型の
小型スマートモジュールタイプ

既存の装置に外付けで設置可能な小型外付け装置(超小型PCボード)として提供

1
2
超小型のSiPを用いてセンサと一体型にし、かつ無線給電を導入した
スマートセンサタイプ

既存の装置に外付けで設置可能な小型外付け装置(超小型PCボード)として提供

2
3
既存の小型端末(ウェアラブル端末等)へ、ファームウェアとして導入する
ファームウェアパッケージタイプ

既存の装置に外付けで設置可能な小型外付け装置(超小型PCボード)として提供

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